ただ春を待つ

いろいろなもの

渡部優衣さん FUN FAN FESTIVAL2016 大阪 @ROCKTOWN 感想

 2016/08/27 渡部優衣さん FUN FAN FESTIVAL2016 @ROCKTOWN

 渡部優衣さんのファンミーティングイベントである FUN FAN FESTIVAL が今年も開催されました。大阪、東京と二公演あるうちの大阪公演。感想・レポートです。

 東京公演の感想はこちら

sorewa-nanikana.hatenablog.com

事務所移籍後初のソロイベント。どんな雰囲気になるのかな~とか思ってましたが、いつもの渡部優衣さんのイベントの雰囲気に更なる"大阪らしさ"が加わった、とても楽しいイベントでした。

 

開演すると浴衣姿の渡部優衣さんが登場。あと本当に髪色が明るい、素敵。アンケートに答えたりするトークコーナー。事前に何でも質問していいよ、やってもらいたいこと書いていいよ、というアンケートがあったので「全力ジャンプが見たいです」と書いたら夜の部で引き当てて頂けました。ゆい㌧のジャンプ姿すごい好きなんですよね。そんな渡部さんの浴衣姿での全力ジャンプ。浴衣姿でジャンプするなんて、普通無いです。今回逃したらおそらく一生見れる機会がなかったでしょう。ありがとうございました。

イベントによくある、どこ出身、どこから来たの?という挙手制の質問。やっぱり大阪の人が多かったのが良かったな…という気持ちに。出身が大阪で現在北海道に住んでたので昼は二回上げてしまいました。夜は北海道だけにしました。大阪のどこ?という質問で北摂地域がやたらと聴こえてくるの面白かったですね。国道171号でみんなつながってる。

 

そしてトークコーナーが終わったあと、JTBエンタテインメントの西森梨花さんがゲストとして登場。渡部さんの出身地である箕面を、渡部さんと西森さん二人でロケしてきた、とのことです。 

それはひとまず置いといて、みんなで一緒に歌うコーナーが挟まります。かなり要望が多かったらしく、今回コーナーが設けられることになったそう。西森梨花さんの推し球団であるオリックスバファローズの球団歌『SKY』と渡部優衣さんの推し球団である阪神タイガースの球団歌『六甲おろし』を会場みんなで歌いました。正直『SKY』を聴いたのはこの日がはじめてだったのですが、すごい熱くて良い曲ですね!『六甲おろし』はイントロ流れてきた瞬間にすごい実家に帰ってローカルテレビを見てる気分になりました。身体に染み付いてる。

その後渡部さんと西森さんがステージから離れて、箕面ロケ映像の上映。箕面市役所からスタートし、そこで箕面市ゆるキャラである滝ノ道ゆずるさんと邂逅、『FUN FAN VOX』の頒布。そしてゆずるさんにオススメされた箕面の滝に行くことに。滝に辿り着いてボサボサになってる渡部さんの髪が素敵。その後箕面温泉へ。太鼓の達人温泉卓球ファミコンゲームを楽しそうに遊んでいる二人が見られてとても良かったです。

今回、西森さんがゲストとして参加なされたことが、なんだかごらトラの完結編みたいで、とても嬉しかったのです。スッキリすることができました。ありがとうございました。

 

そして"お待ちかね"のライブコーナー。『FUN FAN VOX』楽曲と、恒例のカバーコーナー。セトリはツイッターで検索したら出てきます、ありがたく拝見しましょう。"FUN FAN STORY"の時はアレコレ考えながら受け止めていた『FUN FAN VOX』楽曲も、今回は軽くなった気持ちで楽しむ事ができました。FFFで聴く『スキがあふれて止まらない!』は格別です。ファンミーティングイベントで持ち歌を歌えるようになるということ、とても嬉しいことですね。カバーコーナーはもう殆ど恒例・超鉄板の曲。自分は夜の部の方がテンションが高かったです、お昼と同じ曲かな?ということも思っていたし楽曲が楽曲でしたし。

とは言え今回のライブコーナー、『ツッパリくんVS関取マン』が最高。てーきゅう第8期おめでとうございます。嬉しいです。この曲が来た途端しゃっこいはっけよい大盛り上がり。滅茶苦茶カッコ良く振りをキメながら歌い上げる渡部優衣さんがとても最高。お願いだからスケバン衣装とか来てほしい。いやーひたすら楽しかったです。

ライブコーナーでは、お昼の部では指定席組が着席していたのですが、渡部さんからそこに触れられたのもあって、スタンディング組が立ってええよと仰るので、夜の部では起立。暖かい空間でした。

 

 

トークコーナー、映像コーナー、”お待ちかね”のライブコーナーというイベント構成。これがまさしく”いつも通り”のイベントで、なんだかとても安心しました。そして、『SKY』とか『六甲おろし』とかもありましたが、それ抜きにしてもファンとの距離感などなど、空気感がとても大阪らしいイベントだったな、と感じました。そして、その空気感が押し付けがましいものでなく、心地良いもので。こんな感じに地方の色が上手いこと発揮されたイベントは、地方で開催するということに強い意味合いが生まれるので、良いな~と思います。

次はバンドさん達も参加されるという東京公演。どんなイベントになるのか、楽しみです。

AYA UCHIDA Complete LIVE ~COLORS~ 感想

はじめに

―遅刻した経験なんて初めてなのだけど、なんで今回のライブTシャツを着てる人が会場を後にしようとしてるんだろう?それも1人ではなく。よくわからない。それに比べたら楽しそうに輪を囲む音漏れ無銭ガッツきマンズや、どうみても転売ウーマンな女性の方がまだ理解が及ぶ。そんな光景を横目に見ながら、武道館に駆け込む。始まる前から汗まみれ。

二階席の入り口をバタバタと探して、入場。ロビーから客席へと繋がる廊下に差し掛かると、外からも聴こえていた内田彩さんの歌声が、どんどん大きくなる。いざ場内に入った瞬間、見えるのは、真っ暗な場内いっぱいに、キラキラと煌くピンク色のサイリウム。そして、ステージで明るく照らされている内田彩さんひとり。歌声が聴こえる。

俗世から急に異世界に飛びこんだような、そんな強烈な感覚。少し通路で立ち尽くしてから、いやここは駄目でしょ、と「すみませんすみませんすみません!」と人と人のあいだをかきわけて、自分の席へ。二階席の結構後ろの方で、客席がよく見える。一息ついた所で、目に入る日本国旗。ここは武道館。満杯の客席、ステージにひとり立つ内田彩さん。その光景がやっぱりなんだか信じられなくて、しばらく呆然としていました。

 

後で知ったのですが、一曲目は「妄想ストーリーテラー」。自分が到着したのは二曲目の途中。納得すると同時に、これはライブの見え方がまるっきり違ってしまいそうだと思いました。なので、この感想は、そんな遅刻した人間、一曲目に「妄想ストーリーテラー」を通過してこなかった人間の書いたものだと、思って頂ければ。

 

曲は色鮮やかに 距離は近く

昨年の、有明コロシアムで行われた2ndLIVEの話になります。個人的にこのライブでは、「妄想ストーリーテラー」と「daydream」の二曲の存在がとにかく巨大でした。代々木フリーライブからはじまり、BDイベント、各種リリイベ、1.5thライブを経て、この"二曲"が如何に披露されるのか?という所に絶大な期待をしていたのです。そして2ndLIVE当日。途中で披露順が「アルバムの曲順と同じである」と客に察知させ、"二曲"の披露が近づいていることを認識させ、文脈をつくる。"その時"に向けて膨張していく意識。実際に披露された「妄想ストーリーテラー」と「daydream」。破裂する感覚。他の曲も勿論楽しかった、ダブアン「Breezin'」最高だった。でも自分としては、2ndはこの二曲のものだったような気がしてならないのです。

対して、今回は全ての曲、そのひとつひとつが、とても色鮮やかに、輝いていました。今回のライブでは、ライブの流れや展開による文脈的な曲の強度以上に(主に前述の2ndの話を想定しています)、それぞれの曲の純粋な強度がこれまでのライブより段違いでした。これは、ひとつひとつの曲の演出・表現がこれまでになく、具体的に突き詰められていたからだと思います。そう感じた一つの曲が「afraid…」。そのバキバキの演出。表情。カメラワーク。めちゃくちゃ怖い。怖かったです。内田彩さんがこういう表現をしたい、という具体的なビジョンを持っていて実際にそれを表現できる。更に、それを共に実現してくれるバンドメンバー・ライブスタッフがいる。とても素敵なことだと思います。

もちろん内田さんのことだから、それぞれの曲順にも細かい意味があるとは思うのです。一曲目の「妄想ストーリーテラー」なんてすごい意味深ですし。それを読み解いてから、またこのライブを観れたらなあと思います。

 

…2ndLIVEは"観る"ライブ、という感じがして、内田彩さんが物理的な距離以上に、すごく遠くて、少しの断絶を感じたんですよね。このままいくと、どんどん進化していく内田さんが表現し創造する景色を、客席から観て、感動する。そんな感じになるのかなあ、とか。とはいえ、1.5thLIVEとか、最近のツアーではそんな気持ちを抱きませんでした。なので、アリーナクラスの大きな会場、あるいは節目のライブでは、演出ゴリゴリの、観客が"観る"ライブにしていくのかな、とか思っていました。武道館なんて会場なら、尚更。

でも違いました、武道館でのコンプリートライブはめちゃくちゃ距離が近く感じました。内田彩さんだけじゃなくて、観客もライブに参加して、一つのライブを作っている感覚。一つ例を挙げると「Ruby eclipse」、「絶望アンバランス」、「キリステロ」の流れ。内田彩さん、バンドメンバー、そして観客がひとつのうねりを作っていて、「今、ライブに参加している!」という気持ちになりました。他の場面でも、沢山沢山、この気持ちを覚えたのです。

そこで、内田彩さんって何があっても内田彩さんだった、と強く感じました。 

声優として

 内田彩さんが声優だから、この表現・このライブを出来た。あるいは、内田彩さんが声優で培ってきたものが全部詰まっているライブだった。だから、内田彩さんが声優で良かった。そこに声優が歌手として活動する意味がある。もちろんこんな意見も、わかります。

でも自分にとって、内田彩さんが声優で良かった、と思う根本的な理由。それは内田彩さんが声優の仕事をしていなかったら、内田彩さんに出会ってなかったこと。これが何より重要で、一番です。内田彩さんが声優で、アニメに出ているから、アンテナの狭い自分でも内田彩さんを見つけることが出来て、こうして、素敵な歌を届けてくれる。とても幸せです。

すみれすまいる

「本人が楽しそうなのが良かった」という感想。内田彩さんのライブ後に参加者からよく流れてくるやつです。いつぞや自分も流した覚えがあります。ファンの共通認識なのかな、とは思っていたし、素敵な共通認識だと思っていました。だってあの人の笑顔、本当に楽しそうだし。そこに、今回の「内田さんのライブは、"笑顔"だよ」というスタッフさんからの言葉。ああこの気持ち、間違ってなかったんだ。この気持ちってみんなのものだったんだ。そう思うと、とても嬉しくて。

 

そして遂に発表された、"1st single"「すみれsmile」です。最高でしょう?

プリパラ サマーアイドルライブツアー2016 大阪公演 感想

7/30 プリパラ サマーアイドルライブツアー2016 大阪 @大阪国際交流センター 大ホール 

昼夜参加させて頂ました。昼と夜の記憶が曖昧なので、ごちゃ混ぜで、感想・レポート。

 

TVアニメ三年目、ついに「神アイドル編」に突入したプリパラ。また、筐体ゲームが三年目にして、最高の成績に。これからのプリパラが、どのように展開されるのかはわかりません。ただプリパラにとって、この2016年が一つの集大成であることは確実でしょう。

そんなプリパラの、初のサマーライブ。そしてプリパラ初の二大都市ツアー。7月17日に東京。そして、7月30日に大阪。初の地方開催になる今回のライブは、一体どのようなものになるのか、楽しみにしていました。

そして更に、このライブが開催される7月は、アニメ内でガァルマゲドンがすごいことになっています(ほんとうにすごい)。東京の時も大概ガァルマゲドンがノッている状況での開催でした。その上で、それからまた二話物語が進むと、ガァルマゲドンはさらなる境地に辿り着きます。物理的にも新曲が。そしてやってくる大阪公演の開催です。

その大阪公演には、ガァルマゲドン役の三人も出演します……つまり、意味するところは。期待マックスです。

 

そして結論から言うと、今回のサマーライブは、最高に楽しいものでした。プリパラという作品がこれまで積み上げてきた様々な良さ、これを今回のライブでも感じられました。アニメに等の作品関係のライブやイベントに参加して、「やっぱりこの作品好き!」と再確認できること、とても幸せです。それと、小さいお友達の目線に立ってライブが作られているからなのか、とてもライブが暖かい雰囲気なんですよね。

特に、声優さん達が小さいお友達と触れ合ってる光景、これがとにかく、暖かくて幸せで、なおかつ他のライブではあまり見られないことのような気がします。小さいお友達も結構キャラクターを意識したかわいいコスプレをしていて、それがまた素敵。そして、声優さんがそんな小さいお友達のみんなに笑顔を振りまくその姿は、とてもキラキラとしていました。キラキラとしたお姉さんたちが、バキバキに踊って、自分に向けて笑顔を振りまいて、ハイタッチまでしてくれる。小さい頃にそんな体験してたらめちゃくちゃ憧れちゃうと思います。ああこの瞬間、まさしく、夢を与えているんだ……と感動しました。

 そして話は変わりますがセトリがすごいです。今この出演者で出来ることを「全部やった!」と言っても過言ではありません。時間的制約もあるので、「全部やる」ためにメドレー形式でお届けされた曲もあります。しかし、いつまでライブが出来るかわからない以上、その時披露できる全力を見せてくれること、その姿勢がとても嬉しいです。最高のセトリでした。勿論、期待していたガァルマゲドンの新曲も……。

次のプリスマスも参加したいですね。気がついたら親衛隊先行が終了していて、親衛隊とは……と思いながらHP先行に申し込みました。険しい。

 

 

以下、全体通してのレポート。長いです。

 

プリパラと言えば「みんなともだち!みんなアイドル!」というフレーズ。

開場前、ロビーのあちこちで、大人も子供も関係なく、"トモチケ"を交換している姿が見られました。トモチケを持っているということは、その人はプリチケを持っていて、アイドルなわけです。まるで、「みんなともだち!みんなアイドル!」の精神を表しているような、暖かい光景だったのです。

迫る開演時間。聴こえてくる「プリパラパンポーン」のアナウンス。

今回、ライブの前説を行ったのは、作中に出てくる登場人物で、プリパラの「システム」の一部である赤井メガ姉さん(役の伊藤かな恵さん)です。メガ姉の「コーデチェンジスタート!」から始まる注意事項は、コーデ解説になぞらえて説明。おかげで、これからライブが始まる…!と強く思わされたり。

作品とリンクさせて、ライブへ没入させる作りに感心。そしてプリパラといえば「システム」なんですよね。SF。

 

そして開演。1曲目はi☆Risで、プリパラ三年目1クール目のOPテーマでもある「Ready Smile!!」。出演者の方々はそれぞれ、キャラクターの衣装を着ています。CR衣装だと、久保田さんのそふぃ様性がハチャメチャに高まってやばいな〜と思ったり。

地味にちゃんと踊りを見るのは初めてかも。とても楽しい曲。ミラクルな友情はForever

 

ここから各キャラクターの楽曲が披露される流れに。トップバッターは茜屋日海夏さん扮する小学6年生真中らぁらによる「Thankyou❤︎Birthday」。TVアニメではらぁら、そして親友であるなおの誕生日回で使用された特殊エンディング曲。背後のスクリーンにその回の映像が映し出されます。「ありがとう私を見つけてくれて」 、さっきまで盛り上がってたのに、らぁらとなおの絆を思い出して途端に泣きそうに。感情の起伏が激しい。

次はそふぃ様役:久保田未夢さんで「太陽のflare sherbet」。この日北条そふぃさんは誕生日!誕生日の日にライブがあるというのはとっても素敵。昼の部で色々あったからかどうなのか、夜の部では前奏でのカゴの中の小鳥ちゃん達のくだりが誕生日の特別製で、「小鳥ちゃん達、今日は誰の誕生日?」(そふぃ様ー!)「ありがとう。私もみんなが大好きよ」(クール〜!)みたいになっていて、とても嬉しかったのです。

前述したけど、CR衣装の久保田さん、何から何までそふぃ様みが高すぎです。好き。

 そしてそらみスマイル最後の一人、南みれぃ役:芹澤優さんの「ぷりっとぱ〜ふぇくと」。相変わらず紫京院が聴いたら卒倒しそうな、ぷりぷりな歌詞。それをしっかり、楽しく歌いこなす芹澤さんがすごい。二年目後半、苦しんだみれぃが辿り着いたのが、この明るくて楽しい曲だというのがとても好きです。

この「ぷりっとぱ〜ふぇくと」から繋ぐ形でそらみスマイルの三人が揃い、「トライアングルスター」。この「トライアングルスター」がとてもとても良いんですよね。前向きで、真っ直ぐできらきらしてて、三人っていいな〜と思えて。曲も愛らしさ、楽しさ、クールさを兼ね揃えていて、まさに、そらみスマイル!という感じ。

畳み掛けるような最後のサビは歌が終わるその瞬間まで続き、気持ちはどんどん高まります。

 

続いては東堂シオン役:山北早紀さんで「絶対生命final show女」。そらみスマイルとは打って変わって、重く、力強い曲。最後の山北さんが魅せた、客席に背を向けて、身体を少し反る、シオンの決めポーズ姿にとても見惚れました。とてもカッコ良いです…。

次はレオナ役の若井さんとドロシー役の澁谷さん二人による「Twin mirror compact」。ポップで楽しい曲。間奏や落ちサビで見られた触れ合いが、とても優しい空間で、ドロシーとレオナの関係性を表しているようで、好き。良かったです。

そして山北さんが加わり、ドレッシングパフェの完成。披露される曲は「ラン for ジャンピン!」。ドレシのこれまでの曲を合いの子にしたような、盛り上がれる曲。アニメのライブ映像がとても好き、特にラストの盛り上がる場面。そして曲に合わせてジャンプするのが楽しい。楽しかった。

 

そして黒須あろま役:牧野由依さんと白玉みかん役:渡部優衣さんのお二人、チーム・アロマゲドンで「でび&えん☆Reversible-Ring」。説明不要のメビウスの指輪、偽りのキス。これを聴くためにチケットを申し込みました。黒須あろまさんの歌っている時の白玉みかんさんが下がる振り付け!とか落ちサビの例の背中合わせとか、観たいものを見れました。それ以上にあろまきのさんの黒須あろまさんみがとても高く、ゆい㌧の元気な動きや、傍に掃ける時などに手をバタバタさせるなどの細かい所作も、とても白玉みかんさんだ…!という感じで良かったです。

 

この流れの最後はガァルル役:真田アサミさんで「0-week-old」。アニメの作中で、ガァルルは「なりたい自分になれない歌えない、そんなうまくいかないアイドルの、負の感情が集まってできたボーカルドール」です。そんなガァルルがそふぃやアロマゲドン達との関わりの中で成長して、ついに辿り着いた初めてのライブ。そこで披露されたこの曲は、とても感動的だったのです。

そして、105話の展開を思うと「むかしむかしの私どうか諦めないで」という歌詞がとても重く響きます。真田さんの音源以上に力強い歌声は、ガァルルが前に進んでいるような気がして、とても感動しました。そして南委員長はガァルルの努力を涙にします。

 

ここで一区切り。ちょっとセトリが曖昧なのですがここで赤井メガ姉:ダンサーの方々による「ヴァーチャデリ・アイドル」だったような気がします。ここに入るか、「プリパラダンシング!」の後に入るか、そんな感じ。公式のレポートなりセトリがほしいです。照明が消された中、サイリウムメガネを付けたダンサーの方々が登場。メガネだけが赤く光っていて、とてもカッコ良い。ちょっと近未来的。ダンサーさんのキッレキッレなダンスに目が釘付けになりました。

 

さて、次はなんだろう…?と待ちわびていると、スクリーンに映像が映しだされます。「大阪だからたこやきを食べたい」みたいなことを言いだす白玉みかんさん。それに対して「大阪メガ兄のたこやきを取ろう!」「たこやきどこだー!」 と掛け合うのはらあら・ドロシー。そしてそのままの流れで「たこやきどこだー!」とプリパラポリス(らぁら・ドロシー・みかん)役の三人が、客席の中段右側にある入り口から登場。そのまま右端から左端へと観客の間を通りぬけてステージへ。前方の左右にある親子席ゾーンでは、小さいお友達にハイタッチするサービスも。しかし、全員にタッチできるわけではなく、それ対して澁谷さんが「タッチできなくて泣いちゃった子がいてさ……」「でもちゃんと、ドロシーはみんなのアイドルだから!」と夜の部では「気持ちはタッチした!!!」と仰っていたのがすごいドロシーだな~とか思いました。

そのままプリパラポリスで「ぱぴぷぺ☆POLICE!」を披露しました。

昼の部ではいきなり、渡部優衣さんの衣装についてる背中の羽根が取れるハプニング。しかし渡部さんはその羽根をしっかりキャッチすると、剣のように羽根を構え、そのまま踊ります。渡部さんの、長身から繰り出される、バネのような動きをみせる踊り。そこに羽根という新しい武器が加わり、リーチがとても大きい踊りに。更に、この曲のもともとの歌詞である「急におなかがぐーぐーぐー」「急にせなかがとーれーたー」に即興で歌い替えるという対応。「ダ・ダ・ダ」のポーズをパキッとキメてから、脇にスッと羽根を下げに行きます。この、渡部さんのアクシデントへの一連の対応と立て直しがとても格好良かったのです。そこに白玉みかんさんの天才性も少し感じてしまいました。

やっぱりプリパラポリスはいい。とてもいい。アニメのライブも好き。やっぱり京極さんなわけですよ。アニメのメイキングドラマではらぁらの「次こそ逮捕だぞ!!」だった部分が今回は「たこやきどこだー!」に。ポリスという身分でありながら、たこやきを奪いにいくのがプリパラらしい。好きです。

 

その後、出演者全員が登場。ここでやっと全員で挨拶だっけ…?あれ?? まあ、どこかで一度挨拶がありました。ひとりひとりコールアンドレスポンスのようなものをする感じ。「でろでろー!」(でろっさいむー!)「じぇるじぇるー!」(えんじぇるー!)「がぁるがぁるー」(がぁるるー!?)「そんなの(コーレス)ないもーん!」。今回のツアーが初めてのライブ参加となったガァルル役の真田アサミさん。そのため、まだコールアンドレスポンスとかもなく、じゃあ、ここから「がぁるがぁる」「がぁるるー!」として始めよう、ということに。発祥大阪!

みんなで3年目のエンディングテーマ、「プリパラ ダンシング!!!」を歌って踊ろう!ということに。指定席なので、今回は大きいお友達は座って小さいお友達は立つ流れになりました。

そのとき、ステージ右の方ではガァルマゲドンがいて、あろまきのさんが子供に立ってもらおうと誘っていたのです。昼の部では「立ってみぬか?」(泣く子供)。夜の部では「立って……みぬか?我輩は昼の部で子供を泣かせてしまって、楽屋で落ち込んでたのである……」「そうなのー」「慰めたガァルー」(オーイオイするガァルマゲドンの茶番)(立たない子供)「……まあ!各々好きなように楽しむが良い!」と結論付けるあろまさん。子供の意思は強い。(ステージ左側にどなたがいたか覚えていないのですが、そちら側では演者さんの誘いを受けて、結構な数の子供たちが立ち上がっていました)

親子席には貸し出されるサイリウムジュエルマイク(勿論持参してる方もいます)の説明と、振り入れをして、そして、EDにも出演しているらぁらも登場し、いざ「プリパラダンシング!!!」。小さいお友達が元気に踊る。大きいお友達も座りながら踊る。出演者のみなさんも踊る。こう、声優さんが楽しそうに小さいお友達と触れ合ってる姿がすごい幸せで、良いなあ……と思えました。芹澤さんが小さいお友達をすごい誘って、一緒に踊ってて、その姿がとてもキラキラしていて、あんなの絶対憧れになっちゃうじゃん…!とも思ったり。個人的には、渡部さんがプリパラに出て、白玉みかんさんで、人気が出てくれて。おかげでこんなに幸せな光景が見れて、本当にありがたく、嬉しい気持ち。

 

そして、その次は物販紹介コーナー。昼の部はそらみの3人、夜の部はドレパの3人でした。

お昼 茜屋さんを中心として、三人で説明。芹澤さんと久保田さんの二人が、次に説明する商品を、かるたみたいに取り合っていました。みれぃの法被が完売していたのが、とてもとても嬉しそうな芹澤さんが良かった。みれぃ法被完売のことについて、夜の部での挨拶でも触れる芹澤さんを茜屋さんがパンチ(の振り)する一幕も。

商品紹介で掲げたTシャツをぽいっと投げてしまった芹澤さん。それに気付いた芹澤さんがあわあわしていた所に、そっとTシャツを拾って優しくたたむ久保田さん。なんだかすごいそふぃみれっぽい……。それぞれのキャラクターの缶バッチを紹介するコーナーでは、自分以外で紹介したいキャラクターを掲げることに。先に芹澤さんが「みれぃとガァルルは強い絆で結ばれてるっぷり~」とガァルルの缶バッチを持ちます。久保田さんもガァルルにしようとしてたそぶりだったのですが、じゃあ……とレオナの缶バッチを手にします。そこで茜屋さんが「そうだよね!だってレオナとそふぃは幸せなカッ…」 「それはまた今度…」。全体的に少し緊張感があるのがそらみスマイルっぽい。違反チケット(商品)のくだりでは、リアル「違反チケット!」にリアルらぁべこ!そして違反チケットを付けられて喜ぶ久保田さん。「えっそういう反応なんだ」そのままずっと違反チケットを頭につけたままの久保田さん。良い。

 

夜の部は山北さんが中心で説明。若井さんと澁谷さんが自由すぎる。物販の法被を来てあちこち走り回る、Tシャツ持ってあちこちうろつく。ガァルマゲドンのハンカチで喜ぶ若井さん。夜の部でも起こる、違反チケットの貼り合い。夜の部では若井さんが貼られていることに暫く気付かず、頭に違反チケットがつきっぱなしだったり。あざとい。

情報公開の新作のゲームのくだりで、さきさまがずっちゃんに「女神級の面白さってどれくらい?」って尋ねたら「ドロシーが千人いるくらい!!!」「わかりませんねー」って答えたのが最高にドロシーでしたね。また、生しおぽよーも聴けました。

昼の部・夜の部の物販紹介はどちらもそれぞれのユニットの良さが出ていて、とても良かったです。

 

そして物販紹介が終わり、再びライブに戻ります。その一発目はガァルマゲドン(あろま・ガァルル・みかん)で 「アメイジング・キャッスル」でした。サマライ東京公演の翌々日7月19日。プリパラ105話「ガァルル、目覚めるでちゅーっ!!」でついに正式なチームを結成したガァルマゲドン。その回で披露されたガァルマゲドンとしての新曲です。その回についてはうだうだと下のエントリーで語ってるので、もし興味があれば、参照してほしいです。

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そんなわけで、無人のステージにガァルマゲドンが登場……となると、この曲の出番です。しかし、出てきてすぐ披露!というわけではありませんでした。しっかりと、作中同様、"チーム結成の儀"を執りおこなったのです。そして天使悪魔牙合体!流れはじめるゴシックなイントロ。操られた人形みたいなポーズから始まる、とても可愛いダンス。3人の中でガァルルが中心に居るんですが、それが良い。最高。サビにも"圧"があって、好きです。

続いて、ガァルルとそらみスマイルの3人が交代し、そらマゲドン・み(らぁら・そふぃ・あろま・みかん・みれぃ)の5人で「ラッキー!サプライズ☆バースデイ」を披露。あろまの誕生日バージョン。黒須あろまさんと白玉みかんさんが仲違いして絶交して、仲直りして辿り着いたバースデーソング。この頃はまだちょっと、頼りない面もあったあろまだけど、二年目、三年目の物語を経てたくましく成長してきました。それが完全に芽吹いたのが、アニメの104話から106話までのお話だと思います。そんなお話が放送された直後、このタイミングでこの曲を聴くと、これまでの物語が脳内を駆け巡って、感動してしまいました。

また曲が愛らしくて楽しい!とても盛り上がれる。良いです。そして、この日は北条そふぃ様の誕生日でもあります。そふぃ様に「ハッピーバースデイ→YOU!」出来た気がして、それもまた嬉しかったですね。

 

ここから、予想もしてなかったメドレーコーナー。 まずは SoLaMi♡SMILE のメドレー。「Pretty Prism Paradise!!!」→「HAPPYぱLUCKY」。会場大盛り上がり自分も大盛り上がり。そのまま DressingPafe のメドレー「No D&D code」→「CHANGE! MY WORLD」。もうやばい、ものすごい。楽しすぎる。そこから再び、 i☆Ris の六人になって、「Realize!」。ここまで一気呵成。もーだめです。最高。

 

その後、茜屋さんによる「Ready Smile!!」ショートバージョン。アニメでいうところの神アイドルチャレンジ。神アイドルライブ用のマイクが出てきて、茜屋さんの手に渡ります。東京だとジュルル登場したりしたのかしら……??

 

その後、全員が登場して最後のあいさつ。 昼の部では「らぁらの誕生日を祝えて嬉しいぷり!」と盛大に間違えてアチャーとなる芹澤さん、「わたしのこと、きらいなの…?」と落ち込む久保田さんというかそふぃ様、そっと肩に手を回して「こっちのユニット来るか?」と誘うシオン。そふぃ様そらみスマイル脱退の危機に(なんやかんやで収まる)。夜の部では無事そふぃ様のことを祝えました。

澁谷さんが話をするとき、客席にそふぃ様のお父様(のコスプレをした方)がいると話題に、「おとうさま~うれしい~」と反応する久保田さん。そちらに話を持っていかれたときの澁谷さんの「僕の番なのに~!」という反応もまたすごいドロシー(話題にしたのは澁谷さんだけど)。このライブでは澁谷さんの発言が全部ドロシーでした。すごい。

ガァルマゲドンの挨拶は、やはり3人でライブできて良かった!というものが多く、やはりガァルマゲドンなのだなあという気持ちに。昼の部の渡部優衣さんの挨拶では自身の出身地に触れられて、「白玉みかんさんの一番の友だちである渡部優衣さんは、大阪が出身地で、こうして大阪でライブができてとても嬉しいです」みたいなことを仰っていて、ファンとして、そんな現場に立ち会えて幸せでした。

その中で一番刺さったのは、山北さんの「ここで終わりにしたくない。もっともっと地方でライブ出来るようにしていきたい!」という言葉。山北さんのパーソナルな面も合わさって、とても心に響きました。

 

その後、全員での「Make it!」。今回のライブではユニットごとに歌うパート分けがなされていました。その中でも特に、「ハートの輝き感じたなら理想探しに出掛けようよ」の部分をガァルマゲドンに歌わせたこと。これがめちゃくちゃ良いんです。神采配。感情を信じて、理想を探しに旅をするガァルマゲドン、めちゃくちゃエモくないですか? それはさておき、この曲やっぱり好き。最高。「ドキドキするとき無敵でしょ」なんですよね。

 

これまで、100話以上も積み上げてきたプリパラという作品。その楽しさをぎゅぎゅっと詰め込んだかのようなライブでした。とても良かったです。

またプリパラのライブ参加したいです。ありがとうございました。

内田彩さん武道館コンプリートライブに行ってきたので、感想ではないんだけど34曲について

内田彩さん武道館。COLORS。あっという間の3時間半。

なんというか、かつての強敵がどんどん襲いかかってきたという感じで、ああこれボスラッシュだ…みたいに思ったり。最高のライブでした。感想全然まとまんないのでいつか。

感想です。よろしくお願いします。

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 アンケートのこのライブどうでした?みたいな欄にはもちろん最高!にチェックしました。理由の欄には、聞きたかった曲が聴けて、新しい表情を見れたこと。自分が楽しかったこと。そしてなにより、内田さんが楽しそうにしていたこと。を書きました。そんな感じです。

 

コンプリートライブ全34曲。(僕は遅刻かましたのでしっかり聴けたのは32曲ですが)

今日でちゃんと全部の曲、聴けました。区切りも良いし、良い機会なので、34曲それぞれについて、どこで聴いたその曲が一番好きなのか、リストアップしたいと思います。

 

 アップルミント 11/34

アップルミント 秋の収穫祭 東京

キャラソンを浴びるように聴いて声優としてのうっちーを味わい尽くした。

その後、アンコールでのアップルミントは、なんだかとても格別でした。

 

Breezin' 2nd LIVE 

"ダブルアンコール"でこの曲を披露するということ。やられた〜!となるやつ。 

 

Sweet Rain 武道館

雨が見えたような気がする。

 

Growing Going 武道館

楽しかった!

 

オレンジ 武道館

オレンジの椅子の意味を考えたい。誰か教えて。

とても幻想的で、綺麗でした。

 

キックとパンチどっちがいい? 武道館

エルボーが良いです。良かったです。

 

ピンク・マゼンダ 武道館

バンドアレンジすごい。

今までで一番、ピンクに圧倒された気がします。

 

泣きべそパンダはどこへ行った 武道館

パンダ手にして歌う姿が過去最高に幸せな光景のやつ。(放り出されるパンダ)

 

ONE WAY 1st LIVE day2

赤い照明にスタンドマイクでのパフォーマンス。初めて見たときの印象が鮮烈すぎて。

 

ドーナツ 1.5th

たのしかった!(映像化してくださいおねがいします)

 

Merry Go  ツアー 仙台

一つに絞るなら仙台。「未来さえ過去になるんだね」

 

Blooming!22/34

Blooming! 2nd LIVE 1回目

あの出だしのギターをかわるがわるライトアップする演出が最高。

しょっぱなだから会場暗かったしね。

 

スニーカーフューチャーガール 仙台

最初の曲だったので楽しいライブになりそう!と思えました。

 

Like a Bird 代々木フリーライブ

おっこの流れはLike a Birdくるかくるかきたギャーの衝撃。

とてもエモーショナルでした。また野外ライブやってほしい…。

 

最後の花火 1.5th

演出的には他の時のが凝ってたと思うし、フリラの方が状況的にエモかった。

けれど、純粋な楽しさ一点突破でここ。

 

Go! My Cruising!  武道館

天高くまでせり上がる舞台とそこに立つ内田さん。

入場した時は思ったより近い!と思った武道館が急に広大に感じました。

こうなると、客席が本当に海みたいで、素敵だなと思ったんです。

もちろん滅茶苦茶楽しかった。

 

Let it Shine 仙台

いつもよりも、ちょっと可愛い歌い方をしたのが、記憶に残っています。

 

ハルカカナタ 武道館

COLORSマイフェイバリットだった曲。

なんだか、武道館で聴くこの曲は、強烈に響いたんです。

 

いざゆけ!ペガサス号 2nd

ペガサス号(うさぎ)と坂道のパフォーマンスは手に汗握りました。

 

妄想ストーリーテラー 2nd

すごいものをみたなあというのが第一印象。

Daydreamと合わせて2ndのボス…って感じでした。(遅刻したので…ね?)

 

Daydream 2nd

この曲の披露を待ちわびて、当日もこの曲に向けて、どんどんライブの緊張感が増していって……という経験は二度とできないだろうし、幸せです。

 

with you 武道館

 「ついてきてくれてありがとう」

 

Sweet Tiars 28/34

Foating Heart 仙台

コンセプトライブも済ませたし、コンセプト楽曲も盛り込むとは思っていました。

でも実際に披露された時はとても嬉しかったのです。

 

colar station 武道館

 無表情でのロボットダンス。機械っぽい歌声。サビで垣間見せる表情。

最後のキメのポーズと表情。全部好き。

 

笑わないで 武道館

Sweet Tearsで一番好きな曲。武道館で、ついに聴けて良かったです。

 

リードを外して 武道館

バンドアレンジだとこれSTなん?BKでなく?となった。

(ぶどうかんのすがた)かっこ良すぎます。めっちゃ良かった… 

 

Sweet Dreamer 武道館

「私の言葉だけを 信じてくれてるかな」

 

Party Hour Surprise!武道館

(わりとボス感ある曲だと思ってたのもあって)いきなりくんの!?となった。

たのしかった。

 

Bitter Kiss 34/34

afraid… 武道館

怖い。すごい。怖い?怖い。

周りめっちゃノリノリだったけど、動けませんでした。すごいものみた。

 

シリアス 武道館

afraid… , シリアス , Like a Bird の流れは死ぬかと思った。とても好き。

 

MELODY 武道館

たのしかった!!

 

キリステロ 武道館 

こういうのなら頑張って高い声ださなくても、一緒に盛りあがれるよね、みたいなことを内田さんが仰ってた曲で、その通りに武道館が一体になって、とっても盛り上がったのがなんだかいいなあと思いました。ヘドバンめちゃくちゃ楽しかった。

 

Ruby eclipse 武道館 

たのしい!!

 

絶望アンバランス 武道館

Ruby eclipse → 絶望アンバランス → キリステロの三連コンボ。

楽しかった…。

 

 

コンセプトライブ行ってなし、ツアーも一箇所だし、でコンセプトアルバムは殆ど武道館の印象に染まってました。武道館率高い。そりゃあ最高のライブにも感じるわけ(それだけじゃないけど)

こうしてみると「たのしかった」が多くて、他に何かないんかと自分でも思うんですが、楽しかったから、仕方ないです。

 

「ここからはじめよう!」 ラブライブ!サンシャイン!!6話(まで)の感想

 最後まで終わるまで、色々ウダウダと感想とか考察みたいなものとか語るしゃらくさいやつにはならないぞ!と思っていたのですが、6話見てこれはもう堪えられない!と思うくらい拗らせてしまったので。それに6話までで一区切りな感じだし。

はい。6話時点でめっちゃ好きですね。好きです。

6話の話に入る前に、それまでの感想とか。

 

監督の違い。作品の違い。

いきなり他作品の話で申し訳ないです。6月28日放映分のプリパラ102話、京極尚彦さんが絵コンテ・演出をされています。この話数みて頂けたら理解して頂けると思うのですが、これめちゃくちゃラブライブ!にコンテから演出から寄せているんですよね。恣意的に。

それで、その数日後に放送されたサンシャイン!!を見ると、あーこれ自分が直観的に本能的に、これラブライブ!だ!と感じる部分は、かなりの部分が京極さんの画作りとか、間のとり方に由来してるなあと思ったのです。言語化できないのですが。要するに、サンシャイン!!では全く感じることができない部分。京極さんは居ないから当然です。

この点に関しては、当然ですが、なんでだよ!!とかそんな気持ちにはならず、まあ、別の作品だよね。と逆にさっぱりとした気持ちでサンシャイン!!に臨むきっかけになりました。あとは正直ライブシーンに関しても、京極さんの派手で説得力のある映像がどうしようもなく好きです。(これもまた言語化できない)

とはいえ、毎週毎週、説得力を必要とされる場面でライブシーンの演出をしなければならない環境で鍛えられた京極さんに敵うひとは正直おらんよ(完全な好み)と、割り切れていたおかげで、ライブシーンへの期待値は無駄には高くなく、『青空Jumping Heart』の映像を見た時は素直にいいなーと思えたのです。

 

また、千歌ちゃんの「やりたいかどうかだよ!」に象徴される数々のメッセージからは、かなりの「ラブライブ!」”っぽさ”があるな、と思います。ここで「ラブライブ!」だ!と断言できないのは、前述した、直感的・本能的な部分が自分にとって、アニメとしての「ラブライブ!」の原風景になってるから。

それと、サンシャイン!!はラブライブ!の名を冠しているし、そういうメッセージが含まれるのは、まあ、当然だよね、という目で見ていたりしました。いや勿論、そこに関してはいいなあ、とは思うけれど、自分が前作に惹かれたのはそこじゃなくて、色々な要因が偶然に有機的に重なった結果の拗らせ具合だったので。

 

でもサンシャイン!!は田舎のロケーションをガンガン活かしたエモーショナルな情景と女学生のキャラクター、あと百合にかなりコミットしていて、なんというか、好き!って感じだったのです。見ていて「"光と色彩"が人の感情を巻き起こす」という言葉を思い出しました。おそらくこれが酒井さんのカラーなのでしょうけど、とても好みです。拗らせてない純粋な部分だけなら前作よりも好きな作品になるかも~~~、なんて。6話見るまでは思っていました。

 

「ここには何もない」

そこで今回の6話「PVを作ろう!」です。今までで一番好きな話数でした。
キャラクターみんな魅力的だし、挿入歌の『夢で夜空を照らしたい』は曲も素敵だし、PVもめっちゃ情緒的でいい…好き…。なんて。いつもどおり。

 

もう既に感傷的になっていたんですが、ラストでの「ここには何もない」という千歌ちゃんの発言。
これに否応なく引き込まれました。

 

…千歌ちゃんはここには何もなくて、自分は何よりも普通で、そんな自分はここで一生を生きるのか…?何もせずに?と普段から焦っていたんだと思います。1話から一貫していたことではありますが、「ここには何もない」という発言で、それがはっきりとクリアになりました。幼馴染として、バリバリ飛び込みで活躍して、きっと世界に羽ばたいてるだろう(アニメではちょっと不明ですが)曜ちゃんが存在していたおかげで、その焦りはとても強いものになっていたことでしょう。

 

輝けるものを持っていて、とても広い世界のなかで生きている曜ちゃんと、狭い田舎で、ただ何もせず生きている自分、その差から抱くコンプレックス。そこから生まれる焦りから、千歌ちゃんは、このままじゃ駄目だ普通で一生終わる!と、色々なことに手を付けて、どれも空回りで。ただただ藻掻いていました。でも上手くいかなかったのは、なりたい自分、なりたい姿が漠然としか、イメージできてなかったんじゃないかな、と思います。だから、これまでは続かなくて。


冒頭の廃校が通達されて千歌ちゃんが喜んでしまう気持ち、すごいわかってしまうんです。きっと千歌ちゃんが、スクールアイドルをやっていなければ、何か新しいことが起こるんじゃないか!?と統廃合に対して、更に期待していたかもしれません。だって「ここには何もない」し、新しい環境になれば、なにか変わるかもしれない。何もしない普通怪獣は外からの刺激に頼るしかありません。


そこでたまたま出逢ったスクールアイドルμ's。自分と同じような女子高生がとてもキラキラ輝いていて。自分も輝いたらなにか見えてくるかもしれない!と、ここで始めて千歌ちゃんは、"具体的"に「なりたい自分」をイメージできたのはないでしょうか。自分はそう思っています。

 

でも千歌ちゃんが空回りしがちなのは変わっていません。1話でも2話でも3話でも、4話はどうだったかな…?5話でもこの6話でも何か空回って、失敗したりしています。しかし、今回は一緒に頑張って、失敗も支えてくれる仲間がいて、協力してくれる内浦の人達もいて。そこで千歌ちゃんは気づいたわけです。

「ここには何もないと思っていた、でも違うんだ」
「ここから始めよう!」

はい、はい大好きです。このシーンがナンバーワン。

なんとなくこんなことを考えているのかな、という思いを再確認し、その更に上を行き、一歩踏み込んだ「ここには何もない」という発言、でも「違うんだ、ここからはじめよう」
ここで全部が繋がった気がして。これまでの話数の千歌さんの発言・行動全ての強度が増したような気がして。

 

こう、「ここには何もない」から色々思いを巡らせて、自分と勝手に重ねてる部分もあります。
でも、ただの視聴者・参加者としてアニメでもなんでも消費する時はその作品に関して、客観的にここがどうすごいかとか尊いとかひたすら述べるよりも、主観的に自分がその作品でどう動かされたか拗らせちゃったかのが大事だよね、と思っているので、と弁護しておきます。許してね。

 

廃校が通達される部分で、正直、結局廃校するの!?と思ったりしたんです。廃校とか関係なく「輝きたい!」んじゃないの?とか一瞬思って。でもそれはその通りで、別に変わりないんですよね。

スクールアイドルはあくまで輝くための手段であって、それで結果的に廃校が阻止されようが、廃校しようがやることは変わりないんです。輝くんです。前作では現実的な問題に対抗するための手段として、スクールアイドルを始めて、後からスクールアイドルをやりたい理由・感情を見つけました。前作で一番好きなシーンは劇場版の「楽しかったから…!」です。

サンシャイン!!では、あくまで輝きたくて、先に行った人が見た景色を見てみたい、っていう感情に突き動かされていて。そこがとてもいいな、と思います。感情はいい。

 

かなり面倒くさそうな3年生の関係みたいに、現時点で作中で明示されているテーマ以外にも、じゃあ輝くって…?とか、ここ密かに爆弾セットされてない…?みたいな色々気になる部分があります。サンシャイン!!の中でこういう話してほしいな、と思うところはたくさんあって、それ全部がカバーされるとは思っていません。でもこの話が見れてよかった…!と心から思えるようなものが、これから一つでも見ることができれば、とても嬉しいし、期待しています。

 

 

FF14 竜詩戦争編・第二回あいこめ祭り感想

FF14のメインクエストのネタバレを含みます。
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2015年春(初夏)、ファイナルファンタジー14 パッチ3.0 拡張ディスク 蒼天のイシュガルドがロンチされました。このパッチ3.0シリーズではタイトルにもあるイシュガルドという地方を舞台にし、この舞台で千年にも及ぶ竜と人との争い、「竜詩戦争」が大きな物語として存在しています。

そして先月初めに更新されたパッチ3.3にて、竜詩戦争編が一区切りついたので、その感想。あと先日の南條愛乃さん「エオルゼアより愛をこめて」、第二回あいこめ祭りの感想、です。

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結論を先に言うとストーリーからゲーム体験からなにからなにまでとても面白かった。久しぶりにRPGをプレイしている気持ちになったし、普通のゲーム1本分という売り文句がなるほど納得でした。パッチ3.0の終盤はずっと冒険をしていたかったし、パッチ3.3でようやく今回の冒険を終えることができた、そんな気がします。

冒険は、追われる身となった光の戦士達が友を頼って逃げ込んだ、寒い寒いイシュガルド地方から始まります。今見ると服装が寒そう。

始まりは寒そうな土地から。しかしすぐに、広大な世界に投げ出されます。けれど、新生エオルゼアの頃とは違い、今回は共に冒険する仲間がいます。アルフィノ、エステニャン、イゼル、オルシュファン。彼らはとても魅力的なキャラクターで。彼らのおかげで冒険は彩りに富んで、飽きません。とてもとても広い世界での冒険を、お互いにお互いが手を取りあって、進めていきます。

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 フライングマウントで空も飛べる。空を飛んでいるだけでとても楽しい。(モーグリのポンポンは引き抜きたい)


パッチ3.0の大冒険が終盤に差し掛かるにつれ、仲間が一人欠け、二人欠け。仲間の仇でもあるラスボスを倒す時には、結局主人公である光の戦士だけで。冒険が終わりを感じてとても寂しい気持ちでした。ずっと仲間と冒険をしていたかった。


竜詩戦争編のストーリーに入れ込むことができたのは主人公の感情にリンクすることが出来たからかな、と思います。

レガシーでないので、主人公の出自はふらりとエオルゼアにやってきた冒険者です。多分。

正直エオルゼアの文化にも馴染みがないし、世界の危機だそれを守ろう、と言われてもピンときません。挙げ句の果てにもしもしコールで呼び出されて、一人でおつかいです。おかげでパッチ2.0の頃はラスボスの言い分もわかる……と思ってしまいましたし、2.55ではバーカ滅びろこんな国!とか思っていました。

パッチ3.xで冒険者が関わったのは、イシュガルドという一つの地方のゴタゴタ。最初は匿ってもらう代わりに色々イシュガルドの問題解決の手伝いに関わることになります。けれど今回は、先述した通り共に冒険する仲間がいます。冒険の中で仲間は友人、あるいは相棒へと関係が変わっていきます。冒険の中でその友達は失われ、また敵に囚われてしまいます。

 イシュガルドという地方の命運を賭けて、敵に身体を乗っ取られている友との最後の戦いに赴く。その戦いの前、主人公は何故戦うのか?と問われます。その返答の一つに、「友を救うために」というものがあります。ゲームやってない人には、よくわからんけどベタでは?と思うかもしれませんが、これがとても刺さるんです。

世界を救うために、なんて言われても正直わからんですよ。ふらりとやってきたただの冒険者ですから。でも、友のために戦うって感情ならとても理解できる。結果として世界も良くなったら、良いかな。

そして、その友とは、間違いなく友と言えるだけの同じ時間を過ごして。目の前で同様な友を失った経験もあって。次こそは救ってみせる、とても素直で、理解ができること。

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 イシュガルドが望める丘で。

パッチ4.xも期待して良いのかな?楽しみにしています。


あいこめ祭りの感想

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ラジオを指定された時刻に合わせてみんなで同時再生。そのラジオから聴こえる南條さんのアナウンスに合わせて、オリエンテーションのようにエオルゼア内を行動する、そんなあいこめ祭り。第2回目。

第1回はうわこんなにオタクいたのか……。となったり。いやゲームしてるしみんなオタクだよなとは思うけど。ラジオを通して同じ時間を共有できる、素敵な企画です。

今回は南條さんもゲームをプレイしながらのアナウンス。始まりは第1回でもおなじみの砂の家という場所。指定時刻に参加できなかったので、後からソロプレイしました。寂しかったのでふぶき姫と妖精は一緒。

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ゲーム内時間の夜に出発。南條さんの声に従って進みます。南條さんもプレイしながらのナビゲートなので、「ミコッテ二人の先に行って〜」とか、進みながら「右手に見えるのは〜」とか、リアルタイムな情報がやってきます。ボケーとしてると置いてかれる。ダッシュ。


進むにつれて日が昇り。

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走って

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休憩して?

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また進んで。いつしか昼に。久しぶりにじっくりと景色を眺めると、とても素敵。

途中の休憩ではふつおたを読んで、きっと当日はみんなでおたよりへの反応をしたりしたのでしょう。羨ましい。こっちは一人だからな!

南條さんの声で進む先を指示されるのはなんだか心地良い。車は乗らないけど、声優さんボイスのカーナビってこんなんなのかしら。

 

 そして今回のミステリーツアーの最後の 目的地にやってきます。隠者の滝。

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ここで南條さんは一通のメールを読みあげます。

そのメールは、ゲームの素晴らしさと、普通にゲームができることの幸福さを思い出させてくれる、そんな内容で。


そこで自分は、第一回あいこめオフ会(公録)の終演後、南條さんが読み上げた、自筆の手紙の一節を思い出しました。


「これからも、ずっとみんなと、遊んでいたい、楽しんでいたいです」


最初は、ずっとFF14やあいこめの番組が続けば嬉しいよね、とか、そのまま文面通り受け取っていました。けれどこれは、それがとてもかけがえのないことだ、ということを示しているように感じます。

だからこそ、幸せな今を精一杯楽しもう!というメッセージが伝わってきて。そんな想いがこもった番組が「エオルゼアより愛をこめて」なのかな、とか。

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 自分も、これからもこの世界を楽しみたいです。

バリケードの奥は愛に溢れてる プリパラ 第105話「ガァルル、目覚めるでちゅーっ!!」 感想

プリパラ105話  感想です

 
 

 

104話でスーパーサイリウムコーデを獲得したあろまとみかん。しかしガァルルは手に入れられませんでした。あろまとみかんは喜ぶより先に、ガァルルのことを気にかけます。それでも健気に、すぐに追いついてスーパーサイリウムコーデを手に入れる!と宣言するガァルル。これまでも丁寧に描写されてきた、ガァルマゲドン関係性をまた再確認できます。

 

しかしいざ、ガァルマゲドンの三人でユニットライブをしようとすると、システムに弾かれ、登録できません。トモチケ交換の儀を行っていないので、正式なユニットとして認められていないからです。
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しかしガァルルはボーカルドール。トモチケ交換の儀で必要となるお互いにトモチケをパキる行為がガァルルに何をもたらすのか定かではありません。もしかしたら、ファルルのように活動を停止してしまうのかも。
そんなことを踏まえた上で、ガァルルは、自分はもう普通で大丈夫だ、3人でユニットになりたい、とあろまとみかんを説得します。その想いを受け止めたあろまとみかんはトモチケ交換の儀を執り行なおうとします。
 
 
しかし、"ボーカルドール"のトモチケ交換の儀は何が起こるかわかりません。親にも等しいマスコットのユニコンはそれを聴いて大慌て、なんとか止めようとし、ファルルとともにパラジュクへ参上します。
 
そのことを聴いたらぁら達ソラミスマイルとドレッシングパフェはトモチケ交換の儀を止めさせようとします。また、トモチケ交換の儀にはマネージャーの立会が必要ですが、アロマゲドンのマネージャーであるネコねえさんも同様に協力しようとしません。
 
そんなことで3人はめげません。ネコねえさんが言っていた通り「いつかこんな日が来る」と思っていたのでしょう。ネコねえさんを拐い、事前によく考えられた逃走ルートを通り、追手を撒いて、ライブ会場の「11階」にたどり着きます。
 
 
逃走する際に、ガァルマゲドンの3人は見覚えのある山道で、「でび!じぇる!がぁる!」の掛け声をしながら駆け抜けます。ドリームシアター争奪戦の時はあろまとみかんの二人で、最後まで駆け抜けることができませんでした。けれどガァルルが加わった3人は折れずに逃げ切ることに成功します。ここからあろまとみかんに対してガァルルがどれだけ重要な存在なのかを感じられて、とても好きです。
 
このガァルルはボーカルドールだから、トモチケをパキる危ういんだ、とそこまで関係のない周囲があまり深く考えずに止めようとする構図は、プリパラ2年目ラストの、紫京院とらぁら達の争いを思い出します。あの時もあろまとみかんは、自分たちが大悪魔・大天使になる、という関係ないベクトルで最後の鐘をならそうとしていました。また、そふぃが鳥籠を抜けだして、ソラミスマイルでユニットを結成する構図にも重なります。そして、ガァルマゲドンが逃げ込んだ先を察するのも、そふぃでした。

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バリケードの奥で設けられた、三人でユニットを結成するための魔法陣。それは、ガァルルにもしものことがないように……とあろまとみかん・ネコねえさんからの様々なおまじないや肉まんが施されたもの。
ガァルルの「自分は踊りも歌も下手だけど、本当にユニットの相手は、自分でいいのか?」という問いに「当たり前じゃん!ガァルルがいいの」と笑い返す二人。
 
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それをバリケードのこちら側からみていたソラミとドレシの6人は(これを本当に止めるのか?)とたじろぎます。ユニコンもガラスを突き破って止めさせようとしますが最後にらぁらがパキらせてあげるよう、促します。
ここでまた紫京院が起こした一連の事件を思い出します。紫京院のやりすぎでプリパラのシステムに負荷がかかっていたり、セレパラの仕組みがプリパラのもともとの形だったのか?ということがあって、こんかいの目覚めのガァルル事案と紫京院の起こした事件は単純には比較できません。でも主犯のガァルマゲドンがよく考えて、周囲が深く考えずに止めようとする構図はやっぱり被るんですよね。
 
前回は周囲の言葉に翻弄されて本人がどれだけよく考えられていたのか?とらぁらとファルルには思ってしまうのですが、今回の事件に関しては、目の前で起きていることを受け止めて、自分で考えて意見を出していた、と感じることができたので、それも良かったです。
 
ガァルルはパキった直後倒れこんでしまうものの、無事トモチケ交換の儀に成功します。ガァルルが無事なことに一番に気付くのがあろまなのもいい。
 
 
ついに結成されたガァルマゲドンでの、三人曲でのライブ。あろまとみかん、二人の曲としてあまりにも完成されているでびえんを前の回で披露していたので、それとの対比も鮮やかに。このライブ後、ガァルルがスーパーサイリウムコーデを手に入れます。初登場からここまで来るなんて、誰が思ったでしょう?感動です。
 
 
 
この話の中では愛なんて言葉は使われないけれど、あれは、あのバリケードの向こうの空間は、間違いなく愛に溢れていて、愛しかなくて。丹念に描かれてきた、ガァルマゲドンのパキらなくても繋がっている絆をまた確認することができました。
 
あくまで、あろまとみかんの二人で完成された関係も崩さず、それでいてガァルルを添えものでなく、二人にとってかけがえのない存在として、ガァルマゲドンを成立させ、ユニットとして世界に打って出る。とてもすごいことだと思います。
 
105話にして今週が今までで一番面白いのでは?と思わせるこの作品(だいたい毎週言ってる)
2年目の最後の方、ファルルのことを思うと結構辛い部分があったり、3年目は学年が進まなかったり赤ちゃんが出てきたりして不安だった3年目が本当に面白くて、びっくりしています。ドロシー回とても面白かった…。
プリパラの、作品を通した強い一貫性って本当にすごい。
 
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