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ただ春を待つ

ビル風に流され族

2015/10/18 憑き物を落としてくれた内田彩October Festival 2015 〜秋の収穫祭〜

 

内田彩October Festival 2015 〜秋の収穫祭〜Zepp DiverCity (TOKYO)

 
もうなかなか前のイベントになるんですが、先日のAya Uchida 1.5th Liveに参加したことをきっかけに、振り返る機会があったので、感想を今更ながら。レポートの形式はとってないので、参加してない方にはなんのこっちゃという文章かもしれないですが。
私にとって収穫祭は、二年ほど仲良くしていた憑き物とサヨナラしたイベントになりました。
 
今回のイベントは
''内田彩のキャラクターソングを収穫するオクトーバーフェスティバル''
ということで、内田彩さんが、彼女の声優活動の中で、発表されたキャラクターソングをビールを飲んだり小芝居を織り交ぜたりしながら、時間の限り熱唱するという、これまで内田彩さんを応援してきた諸氏にとってはかけがえのないイベントだったでしょう。
 
というのも、内田彩さんがラブライブ!の現場で度々仰っている
「いつからファンになった人でも、一人一人の中にそれぞれラブライブ!との出会いと歴史があるんだろうし、それを大事にしてほしい」
この言葉と同じく、内田彩さんのファンになった人間は、何らかのアニメ、ソロ活動で、内田彩さんとひとりひとり異なった出会いをして、またそこから内田彩との歴史を持っていると思います。だからこそ、自分に内田彩さんがぶっ刺さった作品の楽曲、そしてキャラクターそのものを再び収穫できたあの空間は、とてもかけがえのないものでした。
 
 
私の場合、内田彩さんを声優としてはっきり認識し、応援しよう、と思うきっかけになったのは、ストライクウィッチーズ劇場版の服部静夏ちゃん。ヒット作品だし、私と同時期に知ったという方も多いと思います。多分。

 ここから服部静夏ちゃんと彼女を演じる内田彩さんが大好きです。という文章をひたすら書き連ねることも可能なんですが、収穫祭についてのお話であるので、要点に抑えます。でも別の機会に書きたいです。
 
大事なのは、まずは前提として私は服部静夏ちゃんが大好きです。彼女はストライクウィッチーズ世界ではこれまでにない存在でした。
その上で私は、舞台挨拶で精一杯思いを伝えようとする内田彩さんの姿に心打たれ、一回目のストライクのイベントで緊張している姿を見せながらも時折楽しそうにはしゃぐ姿を見てまた心打たれ。そして二回目のストライクのイベントで可愛らしい、カッコいい、内田彩さんの様々な表情がたった一曲のパフォーマンスの中に内包された、最高の「笑顔のランデヴー」に完全に心を持っていかれてしまったということです。
 この「笑顔のランデヴー」こそが私の憑き物そのものであり、ここから私と憑き物との付き合いが始まりました。
 
Aya Uchidaさんの1st Solo LIVEの時はそれはもう憑き物に襲われまくりでした。彼は目の前に内田彩さんがいると、「あの時の笑顔のランデヴー最高だったよな!」とやかましく声を掛けてくるのです。うっせーっ!とそれを振り払って目の前のライブを楽しむものの、「でもやっぱり笑顔のランデヴー最高だろ??」とそいつはうるさいので、両方とも最高ということで手を打つのが毎度の事でした。
 
 
そして収穫祭。要するに私が収穫祭に求めていたのは服部静夏としての何らかのパフォーマンスです。もちろん、他にも内田彩さんのキャラクターで見たいもの聴きたいものはいくらでもあるけれど、最優先事項は服部静夏でした。
 
話は大きく変わりますが、自分で言うのもですが、私は繊細な人間です。例を言うと、私はある時GJ部というアニメにどハマりしました。なので、その原作も読みたくなりました。しかし、原作とアニメの違いから、その作品に対するイメージを壊すことを恐れて原作に手を出せず、読んでも大丈夫と言われた部分しか読めていない程度の繊細さです。
 この繊細さは私の声優観にも当てはまります。私にとって特別なキャラクターは、その子を演じられる声優さんにも何か特別であってほしい、と心のどこかで思っています。特別というのは難しくても、少なくとも、そのキャラクターを好きであって、時間が経っても覚えていてほしいと思っています。しかし、声優さんたちにとってキャラクターを演じることはお仕事であり、上で述べたようなことばかりではないのはわかっています。なので、繊細な私は、声優さんに関して、ラジオなどで情報を入れることを避けてきました。声優さんがキャラクターのことをどう思っているか知らなければ、寂しい思いをすることはないだろう、という一種の防衛手段です。
 
それでは、私にとって内田彩さんとの出会いをもたらした、特別なキャラクターであるところの、服部静夏という役に対して"今"内田彩さんがどう思っているのか? それを聞きたい、言葉にしなくても、伝えて欲しい、と思っていました。もしかしたら、普段のラジオなどで本質的なことものを都度吸収されている方々にとっては、当然の答えが出ていることなのかもしれない。けれど私にとっては、今後内田彩さんをどういうスタンスで応援していくのか、ということにまで及ぶ大問題でした。
 
といってもまあ、静夏ちゃんで生歌を聴かせてくれれば満足する、とか収穫祭を迎える前は思っていたのだけれど。
 
 
そんな思いで迎えた収穫祭。約束の空へのイントロが流れてきたとき、私はすでに少し満足していました。そして、2年経ってもやはり約束の空へは素晴らしかったです。その後、内田彩さんは服部静夏への思いを以下のように語られました。
「服部静夏という役は、声優人生の中でひとつの大きなターニング・ポイントだった」
静夏ちゃんへの思いはもっとたくさんの言葉で語っていただけたのですが、その中でも、この言葉は私の求める最高の答えそのもので、このとき私は自分の中の憑き物が霧散していくような気がしました。
 
また、収穫祭を通して、内田彩さんがそれぞれのキャラクターを演じる際に、キャラクターが変わるごとに、一瞬にして内田彩さんの持つ雰囲気が変わりました。これは内田彩さんの実力を表しているまさにそれだと思うですが、これまた2年前に「笑顔のランデヴー」で見せつけられたものそのもので感動しました。
二年前は「がんばりましゅ~」みたいなゆるふわな事を主人公の宮藤芳佳役の福圓美里さんに言ってから、ステージ上で独りになったところで、一瞬でキリッとした服部静夏役に切り替わり、そのまま御ポニーテールをぶんぶん振り回しながら馬鹿みたいに格好良く笑顔のランデヴーを歌い上げていらっしゃった。未だにあのパフォーマンスが緊張していたとは思えないです。
 
 
私の場合、収穫祭に求めていたのは服部静夏ちゃんでした。もちろん、人それぞれ、収穫祭で内田彩さんに何を求めていたのかは違うと思います。しかし、内田彩さんと収穫祭はそれらに対してそれぞれ最高の形で答えてくれたと思います。 
キャラクターの小芝居の全てがアドリブだった、ということを踏まえると、そこからそれぞれのキャラクターに対する内田彩さんの思いが伝わってきます。ビビッドレッド・オペレーションのひまわりちゃんの小芝居なんてこれ以上ありませんでした。
 
後はまあぶっちゃけて言えばステージ上でビールを飲んで楽しそうな内田彩さんを見られるだけでも幸せです。
 
 
本編が終わり、大好きなMerry Goで様々なキャラクター達からソロ活動、大阪と東京のオタク、それらがみんな繋がれたのかななんて思うのは考えすぎですかね。どっちにしろMerry Goは大好きなので嬉しいのだけれど。
最後は出会いが芽吹いたアップルミントで大盛り上がりのなか幕を閉じました。こんなに楽しい収穫祭、また来年開かれたりしないかなーなんて、終わってすぐ思ったものでした。
 
 
その後、私が憑き物が落ちた、と実感したのは先日の1.5th Live終了後のことでした。1.5th Liveでは「笑顔のランデヴー」は頭によぎらず、私は純粋に目の前のライブを楽しんでいました。憑き物はどこかへ行ったのでした。
 
 
またいつか、「やっぱり生の笑顔のランデヴーは最高だな!」と言える日が来るといいなあなんて思ったりもして。いよいよ明日は有明コロシアムでの2nd LIVE、どんな世界を見せてくれるのか、楽しみです。