ただ春を待つ

ビル風に流され族

Final LoveLive!

Final Love Live! からちょっと経ちました。一日目からはもう1週間で、まだそれだけしか経ってないのか、という気持ちと、もうそんなにも経ったのかという気持ちがない混ぜになっていて、不思議な気持ちです。ここには Final の感想を書きますが、先に申し上げておくとどこまでも、個人的な話を述べた文章です。

 

いきなりの話になるんですが、この Final Love Live! の一日目が終わった後、とても苦しい気持ちでした。とにかく楽しいライブパートと、"終わり"をどうしようもなく認識させてくる幕間のインタビューのギャップが苦しくて。アンコール後の挨拶でも、演者さんは「最後まで笑顔で楽しく!」みたいなことを仰っているけれど、そんな(最後まで笑顔でいられるような)構成じゃないじゃん…!とか思ってしまって。「いまが最高!」なんて微塵とも思えない、というのが正直な気持ちでした。

でも二日目は本当に楽しくて、おかげさまで、1日目は死んだように観ていた『僕たちはひとつの光』も、楽しむことが出きて、最後には、心の底から「いまが最高!」と言えました。最後の日なのに、また新しい μ's の魅力を知ったり、これまで魅力に思っていたけど、自覚していない部分にやっと気づけたりもしました。

どうしてここまで気持ちが変わったのか、はっきりとした理由は今でもわかっていません。ただ一つ言えるのは、二日目のあの人達は、最後なんだってウジウジするより、最後だからこそ楽しもう!と思わされるような、そんな凄みがあった気がします。あと二日目のほうが距離がめちゃくちゃ近かった(現金)

 

ここから、少し昔の話に戻るのですが、5th Live とか台北ファンミーティングとかのとき、参加した後、その時会場で何が起こっていたのか、隅々まで知りたい、なるべく多くのことを理解したいなあ、という気持ちになっていたんです。そしてもうひとつ、なるべくライブのことを忘れたくない、記憶が失うのが怖い、とも。だから色々なレポートとか感想を読んだりして。自分の見たものや、感想も書き出したりしていて。

でも今回の Final に関しては、不思議と、そんな気持ちは全くありませんでした。あの時どうだったこうだったとか、本当にどうでもよくて。きっとその理由は、あの時あの場所で、自分が絶対に見るべき光景は見れたという確信があって、きっとその光景は目に焼き付いて、忘れようにも死ぬまで忘れない、とも思っているからだと思います。

 

で、二日目の話に戻るんですけど(一日目の感想:『ふたりハピネス』ほか多数が本当に良かった)各所で散々言われていると思いますが一塁側完全見切り席が本当に良い席で、色々と間近で拝見出来たし、演者さんも見切り席にもアピールして下さるんです。思いつく限りだと、うちださんのおしてポチリ~とか視界にインしてくる南條さんトロッコとか、目の前ではじまる『Cutie Panther』とか。距離だけでなく、ステージ上のフォーメーションも良く見えて、『僕たちはひとつの光』のパフォーマンスを見て、「アニメと同じだ…」と今更しみじみと思ってしまうなど、色々と。

でもこれは、上で述べた「自分が絶対に見るべき光景」というわけではありません。

 

その「自分が絶対に見るべき光景」は『どんなときもずっと』の時にありました。ゴンドラに乗って、ステージに向かって帰ってくる所で、曲の終盤のとき、私の席の目の前にゴンドラがやってきて。そこで、二年組のお三方がこちらがわを向いていて、一緒に「それが大事なんだー!」をできたんです。

その時に、うちださんが、色々な感情が混在している、ものすごい表情をしていました。そして、そのお顔を間近で目の当たりにした瞬間、急に涙が噴き出してきたんです。自分がこの作品を応援しよう、頑張ってほしい、と思ったときって、うちださんと出逢ったときからだったな、とその時思い出して。

 

この作品自体はうちださんと出逢う前から、もともと知っていて、特にその頃からスノハレは好きだった、と思います。でも応援していたかと言うとそんなことはなくて、曲は良いけど、よくわからないコンテンツ、というのが自分の印象でした。

しかし4年前、うちださんと出逢って、出演作の中でことりちゃんを見かけて「ああ、あのラブライブ!か!」となった瞬間から、自分の中で”よくわからないコンテンツ”だった Love Live! が急速に具体的な形を持ち始めて、この人が頑張っているなら応援してみようかな、と思ったことを覚えています。もちろん、今ほど拗らせてはいませんでしたけど。

 

この作品と前向きに向き合い始めた、そんな日のことを、Final Live の、ほとんど終わりの局面で思い出すことが出来たことがとても嬉しかったんです。

劇場版も紅白も東京ドームも何もかも本当に凄いことで、当時は全くそんなこと欠片も思いもしていませんでした。そして実際東京ドームで、最後のライブで、最高のパフォーマンスを披露して、ただただ感動致しました。でもそんな何はなくとも感動できる状況だからこそ逆に、自分とこの作品との出会いなんて、どこまでも個人的な事柄に立ち戻ることができたこと、これがとても幸運なことだと、思っています。

僕にとってやっぱりこの作品のはじまりはうちださんからで、最後を務めるのもうちださんでした。おかげさまで、素敵なメンバーや、夢の様な景色を見ることができて、心から感謝しています。

 

 

イベントやライブに参加するたびに、祭りのあとの過ごし方という概念を思い出します。

"終わった後"の今週、唯一無二のこの一週間を、丁寧に過ごしたいな、と思っていたけれど、上手くいったかどうか、今のところわかりません。

ただ今は、前を向いて頑張ろうと思えていて、それはとても素敵なことだと思います。