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ただ春を待つ

ビル風に流され族

南條愛乃さん Birthday Acoustic Live 2016 夜の部

南條愛乃さん

南條愛乃 Birthday Acoustic Live 2016 夜の部 @EX THEATER ROPPONGI

参加させて頂きました。

 

南條さんのBDライブは今回はじめての参加。終始たくさんの笑いに包まれた、暖かい空間でした。ありがとうございました。

 

当日、いざ会場に来ても参加できることに実感がなかったり。開場入場、場内で着席。そのままボケーっとしてたら開演時間。

時間きっかりにバンドメンバーが登場。すぐに南條さんも登場し、「黄昏のスタアライト」から始まるバースデーLIVE。ここまで着席したまま(そしてここからも)。そんな状態で聴くこの「黄昏のスタアライト」は普段のライブだとノリノリのアップナンバー。今日もノリノリではあったのだけれど、今回は" Acoustic Live "ということで、全てが生演奏。いつもよりゆったりとした、優しい雰囲気を持つ曲になっていました。

 

続く「あなたの愛した世界」でもその雰囲気は引き続いていて、一言一言じっくり丁寧に歌い上げるその姿がいつもより印象的だった気がします。自分がこの曲をライブではじめて聴いたのは一昨年の12月、地方での小さいイベントだったけれど、歌声から、あの頃よりも増した力強さを受け取って、でも美しい透き通るようなハイトーンボスは変わらなくて。それをこうして、とてもめでたい日に、じっくりと味わうことができたのがとても幸せでした。

 

君が笑む夕暮れ」はやっと……Acoustic ver.を聴けた……とそれだけで感動。ステージが夕暮れの演出でとても色鮮やかな夕焼けのオレンジに染まっていて、とにかく情緒的で素敵でした。そう、今回は演出がとても丁寧に、かつ趣向に富んでいて、それもとても良かったのです。次の曲、「7月25日」 はイントロだけでダメになりました (わりといつも) 。今日の「7月25日」 は、はじめはキーボードの伴奏のみで始まり、途中で増えていくメンバー。ライトの演出も合わさり、曲が進むにつれて、少しずつ曲の景色が広がっていくのを感じました。

 

「リトル・メモリー」では、いや、この曲に限ったことではないのだけど、曲に合わせて南條さんがピースとかサムズアップとか指振りとか、細かいしぐさをたくさんしていて、とても可愛らしくて素敵でした。さらに曲の中盤で N と書かれた箱が登場。一旦演奏を止めて中身の説明。中に入っていたのは、押すとなき声のする豚のおもちゃ、押すとなき声のする犬、押すとなき声のする鳥、叩くと面白い音のする楽器(?)の4つ。南條さんがひとしきり遊んだあとバンドメンバーにそのおもちゃが配られ、曲を再開。おもちゃでの演奏もちらっと織り込まれて、とても楽しい雰囲気(動物バンドかな?という南條さんのツッコミ)でした。でも、だからこそ、この「リトル・メモリー」の歌詞がいつもより突き刺さったんです。前に聴いたのはワンマンライブのとき。隣の知らないお兄さんと一緒にアンコール、この曲がきて大号泣したことを思い出して、思い出の箱に入ってることを再確認。

 

今回、カバーの枠では飯田里穂さんへの作詞提供曲「まだ言えないけど、○○○」。アコースティックライブ!に相応しい、とてもオシャレな雰囲気、そしてかわいい。この後のMCで「SNSでくっすんが嫉妬するぞーとか書かれるんでしょ(書くんじゃないよ?)」みたいなことを仰ってケラケラ笑ってるのが印象的でした。そこからつながる「Dear × Dear」がいつも以上にグッときたのはさもありなん……という感じ、某胃痛ラジオの曲コーナーで掛けられたのを思い出します。続く「Recording.」で一番印象に残っているのはーそれがたった5分の中に詰まっているーという歌詞。今日この会場で、1曲の中でたくさんの展開が繰り広げられたことを目の当たりにしていたので、うわすごい本当だ……と改めて。 

 

南條さんも出演されていた『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』のお話が始まり、「ゼロイチキセキ」のその先の話だと思って頂ければ…とはじまった「優しくつもる言葉の花」。『ネトゲの嫁』のルシアンとアコのこれからが思われるようで、とてもしみじみと、良いなあ…となりめした。この曲が出た当初はエタバン(FF14の結婚みたいな仕組み)ソングだ〜とか無邪気に思っていたけれど、丁寧に関係性が描かれてきたルシアンとアコの二人にこの曲を当てはめることで、なんだか曲の解像度がグッと上がった気がしました。僕もルシアンみたいな友達がほしい。そして続く『ネトゲの嫁』OPテーマの「ゼロイチキセキ」…いつもより更に響きました、やっぱり大好き。

 

盛り上がる曲の前、落ち着いた曲のトリは「だいすき」。声優として、歌手として、(ゲーマーとして)、様々な現場で様々な繋がりがあったからこそ、今の南條さんが居られるのだな…と改めて感じられた今日のセットリスト。ここにこの曲が来るのはストンと納得して、とても感動しました。

 残り盛り上がる曲二つ。ここで起立し始まったのは「believe in myself」。会場は一気にヒートアップ。南條さんのまっすぐで気取らない歌詞は、深く考え込みがちな自分に簡単に響いてくれて、とても好きです。

 

ここで次の曲は何かな〜と思っていて、いざ披露されたのは個人的には想定外だった「飛ぶサカナ」。始まってすぐ更に想定外で驚愕。今日の「飛ぶサカナ」、ちょっとかっこよすぎです。

てっきり、盛り上がる曲と言っても、冒頭のスタアライトがすこしゆったりと、聴かせる雰囲気にアレンジされていたので最後もそんな感じかな?とか思っていたんです。それに「飛ぶサカナ」と言えば南條一間のちょっとのほほんとしたイメージ。『カタルモア』の中でも超かっこいい曲!といえば「iD*」かなあと自分は思っています。

でもこの、今日の「飛ぶサカナ」はバンド隊キレキレでまごう事なきロック。超かっこいい!!と完全に虚を突かれる形。勝手に抱いていたアコースティックライブのイメージ。それを遥かに超えていくものを本編最後に見せつけられて、ただただすごい…かっこいい…となっていました。(これまでのBDライブ映像を観ていれば予習できてたのかな?)

南條ロックの方向性、ぜひ挑戦してほしいです。

 

 そしてアンコール。ライブTシャツイエローに身を包んで登場。アンコールに聴く「 +1day  」はとても勇気付けられて、元気を貰えます。ツアーでもアンコールで聴けたらいいなあと今の所。

 

この曲終わりのタイミングでサプライズ・ハッピーバースデー。ハッピーバースデーな曲が演奏されだした瞬間、客席側から見てステージ左の方向を向き待機する南條さん。この予習された動きに【ここに来るのは初めてです。】ではない事を感じ、あーサプライズ同じタイミングで昼の部もしたんだな(サプライズにならないのでは?)と思いました。まあ夜の部だしねーとか思っているとステージ右端から飯田さんがケーキと共に登場。左を向いている南條さん全く気付かず。図?にするとこんな感じ。

ステージ左端|  ←南 ←りぴ

飯田さんの「馬鹿な背中してんなーと思いながら見てた」発言に「としうえだぞ!」って返す南條さん、とても見ていて楽しい掛け合い。BDライブに来る事を隠して、同日のリリイベで南條さんファンに「楽しんできてね〜〜〜」と発言してた飯田さん。面白すぎる。南條さんも夜の部に来る事は知っていたけど、ケーキ持ってくるとは思っていなかった様子。

 

そしてちょっとお喋りしたあと、バンドメンバーの粋な気遣いもあって、「まだ言えないけど、○○○」を一緒に歌うことに。ちょっかいかけたり、後ろを追いかけ回す飯田さんから逃げる南條さん。でも最終的に二人が向かいあって、歌う。その光景がとても多幸感があって、ほほえましくて、かわいい。歌い終わって、「ほら私サンダルで」「サンダルでステージ上がる人はじめてみた」「私もはじめてー」みたいな他愛のないかけあいがありがたい。来れてない人、昼の部の人にも向けてあとで二人のムービーを撮る事を約束して掃けていく飯田さんでした。

 

次は近日発売2nd album『Nのハコ』の特別盤についてくる「全力少年」。とても懐かしいなという気持ちと、歌詞の真っ直ぐさが南條さんのソロ活動の方向性とマッチしていて、かなりハマっていました。

 

そして最後は「きみを探しに」。この曲が大トリなのは納得だけれど、今回はロックなアレンジ。これがまたとてもかっこいい……。アコースティックライブってこんなんでしょ?というイメージを最後にまた塗り替えていきました。

 

 

 

押し付けがましくない、いい空気の暖かい空間で、ワンマンライブもこんなんだったな、とか。単純に今日はアコースティックでやるよ、というアレンジでなくて、1曲1曲こうしてやろう、という気概を感じるアレンジがあって、それに沿う形で細かく丁寧な演出もありました。(いや前のBDライブ映像観てたら知ってることかもなのだけど、参加するまでは再生しないぞ…と決めていたので)  

そのおかげか、一つの曲がいつもよりもとても濃密に感じられて。ライブの時間は2時間で、それはあっという間に過ぎたけど、4時間ぐらいライブに参加していた気分でした。そして……本編もアンコールも、ひたすら楽しかったし、南條さんも楽しそうだったしで満足でした。そこに参加できるだけで幸せです。

個人的今回のナンバーワンは「飛ぶサカナ」でした。またいつかどこかで、あのアレンジで聴きたい…。

 

あと座って行うライブははじめての体験だったのですが、じっくり落ち着いて聴くことができて、これもとても良いものですね。あと体力的に助かります……。

 

 

セットリスト

  1. 黄昏のスタアライト
  2. あなたの愛した世界
  3. 君が笑む夕暮れ
  4. 7月25日
  5. リトル・メモリー
  6. まだ言えないけど、○○○
  7. Dear × Dear
  8. Recording.
  9. 優しくつもる言葉の花
  10. ゼロイチキセキ
  11. だいすき
  12. believe in myself
  13. 飛ぶサカナ

Ec

  1. +1day
  2. 全力少年
  3. きみを探しに