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ただ春を待つ

ビル風に流され族

劇場版アイカツスターズ!をいちど見て

初見での感想です。凄い映画だった何度でも観たいですね(結論)

 

ゆめとローラの二人が本当にすごい……すごいです。 超単純化すると、この二人が喧嘩をして仲直りをする、そんなお話なのですが、まず、この二人の仲違いのさせ方が、どちらを下げるようなものでなくて、とても上手だなあ、と感じました。更に驚いたのは、喧嘩しながらもお互いは自分のやるべきことをこなす、ということ。喧嘩してると力が出せない、仕事ができない、だから、やっぱり、ゆめとローラは二人じゃないと駄目!という展開の仕方ではないんです。

二人はしっかり自分の仕事をこなします。ゆめとローラは二人一緒じゃなくても活動に支障がでません。 でも二人がいい! そんな関係。この物語の転がせ方によって、純粋な彼女たちの感情のお話になっています。

すごい。

 

でも、個人的に、この映画で一番本能的に凄いな、と思わされたのは物語のラスト。

遂にお披露目されるS4のライブ『episode Solo』……ではなくて(無論凄かったのですが)。そのライブ直前の、S4が登場して『episode Solo』に向かうまでのシークエンスでした。現実のライブでも味わう、「これから一体どうなるんだろう……?」と胸をドキドキさせ、開演を今か今かと待ちわびて、そしてついに、演者さんが登場した時の「ああライブが始まるんだ……」と観客がスッと立ち上がっていく光景、その感覚。これが見事にパッケージ化されていて、劇場でも立ち上がりそうになりました。今ここでライブに参加している気がしたのです。映画館という環境要因も働いているのでしょうが、アニメ作品のライブシーンでここまでの実在感を覚えたのは初めての体験でした。

 

細かく実在感を刻んでいくエンドロールのカット絵。視覚から聴覚から強烈にインパクトを与える劇場版の『episode Solo』。この両輪があるからこそ、劇場版アイカツスターズ!が更なる強度を持っているのだと思います。白銀リリィさん楽しみ!!