ただ春を待つ

いろいろなもの

ガルラジ 各キャラクターのSUPERCARイメージソング集

もう波は過ぎ去ったあと?知らないね。ガルラジ  イメージソングで検索してくれ!対戦よろしくお願いします。

 

自分の手札というものを考えたとき、まず第一にSpitzしかないのでは?と思ったけど、そこで勝負する度胸はなくて。受け取る側の視点で自分なりのデッキを組んでみたい気持ちはあるし、多分組みはすると思う(イメソン遊びはひたすら楽しいため)

 

そうして次の手を考えたとき、スッと思い浮かんだのがSUPERCARだった。ガルラジというものの地方性、どこか遠いところとしての東京、そして若々しさ、青春の儚さ、全てが当てはまっているように思えた。なので、今回はSUPERCAR縛りということで

 

SUPERCARはもう活動してない古臭いバンドかもしれない。解散は2005年2月。かぐりんや花菜はもちろん生まれていない。手取川が生まれた年のはじめにはもう解散しているのだから。もうそれだけ時が経ったわけだけど、でもきっと、これから大人になっていく彼女たちが聴いたら見事に刺さってくれるのではないかな、どうかな。

 

チーム岡崎

1.二兎春花/ Walk Slowly

Walk Slowly

Walk Slowly

「JUMP UP」に収録。二兎ちゃんには応援ソングが似合うよね、とは思うけれどこねくり回し始めたのが2-5の後だったからさ……。

 

三人でずっと一緒に歩いていきたい二兎ちゃん。そのどうすることもできない気持ちが、知らず知らずのうちにほかの二人を傷つけている、自分も傷ついている。そんな彼女の今の状況に、重なって見えちゃった。でも歩くしかないんだなあ、人生は続いていくので。

2.萬歳智加 / cream soda

cream soda

cream soda

「スリーアウトチェンジ」に収録。青森から東京に出てきた彼らのデビュー曲。

 

はじまりを予感させる前向きな爽快感に溢れていて、着実に自分の道を定めて歩き始めた萬歳さんに重ね合わせたい。でもちょっとすれ違いを感じていたり、自己肯定感そこまで高そうにないな、という印象があったりで、萬歳さん!となる。なった。

 

もしこねくり回す段階で二兎ちゃんが前向きに歩き始めていたら、二兎ちゃんの曲になっていたかもしれない。前向きで、明るくて、応援なので。

3.桜泉真緒 / PLANET

PLANET

PLANET

「スリーアウトチェンジ」収録。これまた2-5に引っ張られたセレクト。

 

冒頭部、とくに「僕が王子だったらどうだろう?」の部分が、三人でずっと一緒がいい!とはしゃぐ二兎ちゃんに対して、はっきりとした言葉をかけてあげられない真緒ちゃんに聴こえてきてしまう。王子になれたらいいのに、という真緒ちゃんの気持ち。

 

「今ならほら言えた」の部分もオカジョへの祈りも重ねている。真緒ちゃんだけでなく、萬歳さんでも、二兎ちゃんでも、誰からでもいいから、声を掛けられますように。三人でいられなくなる瞬間はすぐそこに迫ってるから、ちゃんと言葉を交わして前向きに進めますように。

 

「これから僕ら 大人になろう たまには後ろを 振り向きながら」はオカジョに当然当てはまるし、もはやガルラジ全体というか2019年はガルラジ、2019年にガルラジがあったことを思い出せ、そのものなんですよね。

 

チーム富士川

1.年魚市すず / Daydreamer

Daydreamer

Daydreamer

「JUMP UP」収録。夢と、周囲の不理解、それに悩む自分、未来への祈りが込められた曲で、年魚市。

 

あと、ひとりで歌詞を書いている情景が、年魚市に重なる。AO入試の小論文でポエムを炸裂できたのは、さぞ爽快だったであろう。でも富士川ならなんだかんだで受かっちゃっても何ら不思議じゃないパワーを感じてしまう。

 

「最後には笑うといいのさ」について。まあ年魚市は大丈夫だと思うけど、笑っていてほしいじゃん?

 

2.白糸結 / 333

333

333

「スリーアウトチェンジ」収録。フルカワミキボーカル。SUPERCARは男女のツインボーカルなんです。男ボーカルは中村弘ニ(ナカコー)。今回は選出外だったけどLuckyとかツインボーカル曲の中でドドドドアンセム

 

かわいい。エンジェル。頼むます白糸結ちゃん、カラオケで歌ってくれ。頼むます〜〜〜〜〜。

 

3.金明凪紗 / DRIVE

DRIVE

DRIVE

「スリーアウトチェンジ」収録。決してまっすぐな応援歌ではないけれど、夢を追う人の背中を押してくれる曲。フルカワミキの歌声がひときわ妖精みたい。

 

夢を諦めた過去を持ちつつ、年魚市と結ちゃん、チーム富士川に出会い、また夢への気持ちが芽生えはじめた金明さん。そんな彼女をまだ夢見がちだったころの、過去の自分が励ます、背中を押す、そんな歌に聴こえてくる。

「忘れたわけじゃないのよね ちょっぴり夢に疲れただけでしょ?」


チーム双葉

1.玉笹彩美 / My Girl

My Girl

My Girl

「スリーアウトチェンジ」収録。悩んだ。

 

花菜のために重い重い重い重い腰を上げた彩美。ずっと一緒にいたい、すぐ側にいたい、このままでいよう?、そんな気持ちを彩美に重ねてみた。いつか、別れる日はくるのだけど。

 

というのは2-5を経たこじつけであり、本当のところは、ぼく自身の彩美への想いが一番現れている曲だな、と感じたので選んだ。アイドル志望ニート女として自堕落で、でも楽しそうに日々を謳歌していた1stシーズンの彩美。それが、ぼくには輝いて見えて、いつまでもそのままでいてほしいと願ってしまったんだなあ。でも、ずっとそのままではいられないし、彩美は理由はともかく、前に進んでいける子だった。そんな彼女への想いを重ねている。

 

「My Girl 長い旅の果てで My Girl, My Girl また笑えるように」の部分について。ガルラジが終わった彩美のことを僕は知る由もなくなるわけで。でもいつか、アイドルになった彩美とまた出会いたいし笑いたい。ラジオ聴いてました〜〜〜〜〜〜!!!!!!!とか古参アピールしてえな俺もよ。

2.玉笹彩乃 / Hello

Hello

Hello

「スリーアウトチェンジ」収録。彩美への想いという点でMy Girlと悩んだけど、自分の気持ちをのーちゃんに重ねすぎでは?と思ったのでこちらに。この曲自体は二兎ちゃんとも悩んだ。そういえば、デッキ組んだのち、先行者デッキリストを改めて眺めていたらのーちゃんに別のアーティストのMy girlがあてがわれているのを見て少し笑った。

 

自堕落だけどなんだかんだで楽しそうで、夢を見ている彩美。それに対して、堅実に生きてきて、現実を見ているのーちゃん。夢を追おうとする彩美、そして花菜をみて、自分も夢を追いかけてみたいと思っているのーちゃん。だけど、まだそんな夢はないのーちゃん。

「かなわない夢も叶えたいよ」という部分がまだ夢はもっていないけど叶えてみたい、そんなのーちゃんの現状を指し示しているのでは?と思えてくる。

 

もう一つ、「青春の最中はじっと前だけを見つめていてよ」というフレーズが、のーちゃんから彩美と花菜への想いが重なってみえる。自分にはできないから、二人には前を見ていてほしい、そんな諦めの入り混じった気持ち。

3.玉笹花菜 / I need the sun 

I need the sun

I need the sun

「スリーアウトチェンジ」収録。花菜には三姉妹の希望であり太陽であってほしいから、即決。

 

これからの花菜の人生に、輝かしい舞台が待っていますようにという祈り。祈られるまでもない?まあ、祈らせてほしい。

 


チーム徳光 

1.手取川海瑠 / (Am I)confusing you?

(Am I)confusing you?

(Am I)confusing you?

「スリーアウトチェンジ」より。

 

今まさにチャンスを掴もうとしている手取川。東京から遠い故郷を思い返す手取川。色々な手取川のイメージが湧いてくる。一番最初に当てはめた曲。

 

あれこれ言えてしまうけれど、とりわけ「そんなにまだ ずっと先が はっきり見えてるわけじゃないけど こんな僕にやれることは これしかないって気がするんだ」とかもう、自分でできる精一杯の行動をとった、手取川じゃないですか。手取川の己に対するまだ中学生の子供だから、っていう諦念も感じとれる気がするんです。

 

……それから、「笑われたっていいんだ あの人だってそう言ってくれたろう?」のフレーズが吉田さんとの絆に思えてくるんです。2-5、どうなるんですかね……バイバイマンデーしてえな、、、、

2.吉田文音 / MOTORBIKE 

MOTORBIKE

MOTORBIKE

「OOYeah!!」収録。

 

MOTORBIKE、モーターバイク!で即決。即決したのち手取川でもいけるんじゃないか?と少し悩んだけれど、結局吉田さんに。

 

バイクに乗って、今のここで営まれる日常から抜け出そうとする曲。過去に地元を抜け出して上京した吉田さんと重ねたい。「少年」という言葉から過去のことを歌っている印象を受けるし、今の吉田さんというよりは、過去の吉田さんなのかな、と思っている。

 

それはそうと「イヤミなくらいの青春がしたい!」ってめっちゃ吉田さんっぽくないですか?吉田さんは感情がめちゃくちゃデカいし刹那に生きる人であると思っているんです。きっと手取川と出逢って手取川に夢を重ねちゃったあと、また青春したい気持ちが芽生えていたんだと思う。

 

チーム御在所 

1.神楽菜月 / TRIP SKY

TRIP SKY

TRIP SKY

初出は「スリーアウトチェンジ」なのだけど、今回はベストアルバム「16/50 1997〜1999」に収録された後奏カットバージョン。

他のチームに比べてフィクション度合いの高いチーム御在所には、聴いていて現実なんだか空想なんだかわからなくなってくるこの曲が似合う。

 

そして、「ありそうもない夢の存在 まだ見えてない?まだこりてない?」なんて言われたら、かぐりんしかないでしょ、ということでセレクト。

 

夢を歌うこの曲は、SUPERCARの解散ライブで披露された最後の曲でもあり、夢の終わりとも言える曲。終わりが見えてきたガルラジ2ndシーズンにも重ね合わせてしまう。

2.穂波明莉 / Autmatic wing

Autmatic wing

Autmatic wing

「スリーアウトチェンジ」収録。穏やかな休みの日の二人を歌った曲。劇的な恋愛ってわけじゃないけれど、確かに温かい愛情がある。

 

2ndからより強調されるようになったかぐりんとの絆が、ああ特別な二人なんだって思わされちゃっていて。お互いにお互いが特別なんだと想い合ってる歌が、ぴったりかなって。

3.徳若実希 / Life Goes On

Life Goes On

Life Goes On

「OOYeah!!」収録。人生賛歌。

 

他の二人に比べて、地に足つけて生きていて、チーム御在所の根っこなんじゃないかな?と感じる徳ちゃん。

 

そんな徳ちゃんは、これから二人と離れて一人になっても、のらりくらりと人生を楽しんで生きていくんだろうな、感じていて。そんな彼女に、地の足ついて、前向きになりすぎず、後ろ向きになりすぎず、日々をやっていくこの曲はぴったりだと思う。

 

や、他のみんなの人生にも当てはまると思うし、ガルラジのエンディングテーマ感もありますね。ガルラジが終わっても人生は続いていくけど、「だいたいだけどやっていけそうです」という歌を聴くと、みんな知らないところでうまくやってくれると思えてくるので。

 

 

 

以上。サブスクでだいたい聴けるかと思うので興味が湧いたら聴いてほしいですね。頼むます。

 

選出の過半数が1stアルバムの「スリーアウトチェンジ」からになっているけれど、彼らが青森から遠く離れた場所へと上京してすぐの、郷愁や瑞々しさに溢れているのが、どうしようもなくガルラジとマッチして聴こえたんじゃないかな、と思う。この時期の歌詞に頻出する"青い森"は青森のことそのものである。彼らのキャリア的に(オタク的に?)有名なのは「HIGHVISION」なんじゃなかろうか。知らんけど。

 

わりとラジオ番組に対する消費の仕方をしていたのだけど、二週間前の月曜日に全てが変わってしまったし、どうせ残り少ないのだから全力で楽しみたいよね。改めて対戦よろしくお願いします。

 

 

 

関係ないけどガールズ ラジオ デイズのオオトリ、カグラヤ怪奇探偵団の最後の放送日である10月9日水曜日はスピッツ16枚目のアルバム「見っけ」の発売日であります。この「見っけ」には"ラジオデイズ"という楽曲が収録されます。これはもうガルラジへの主題歌提供と言わざるを得ないでしょう。オタク、みんな買おうな